東京都の一番南に位置する城南支部は、 昭和26年に協同組合法により現在の支部名になりました。世界に誇れるものづくりの技術者と町工場を有する大田区と、歴史と文化を有し福祉の充実をめざす品川区に位置しています。現在は大田区会と品川区会の2分区によって運営されております。
技術や社会の要望の変化が激しさを増す中で、時代の要望に沿った新しい印刷会社のあり方や進むべき方向性に対して、組合員同士で情報交換や勉強会を行い、切磋琢磨を致しております。
特に環境への対応には力を入れており、GP認証の勉強会を支部独自で開催するなどどこよりも先進的な取り組みを行っていると自負しております。
更に先の東日本大震災では単なるボランティア活動にとどまらず、被災地の印刷会社支援のために、自社の機械設備や車両の提供などを行いました。
その他にも各支部員の会社で余った印刷用紙を子供たちの健全な発育に役立てるため、大田区および品川区の幼稚園、保育園、小学校等への配布を無償で行うスマイル紙援プロジェクトを行い、本業以外での社会貢献を数多く行っています。
また、次代の印刷業界を担う若手経営者や後継者候補が集う青年部会では、早くから交流を深め新たな取り組みを行うべく熱のこもった議論を日夜交わしております。
勉強会やボランティア以外にも納涼会やボウリング大会、有志による旅行会やゴルフ大会など数多くのレクリエーションが開催されています。
その他に城南支部では印刷関連企業以外で、印刷機械メーカー、印刷資材販売会社、印刷用紙販売会社、製本関連会社など印刷会社と関わりのある会社を賛助会員とし、支部員と一緒に懇親会、勉強会および様々なレクリエーションなどの支部活動に参加していただいております。
あと、組合運営の一貫として事務局を地域の会計事務所に外部委託をすることによって、素早い情報の配信と効率の良い経理事務を行っております。
小規模企業が多い印刷業界では、単独で生き残ることは非常に難しい時代になっています。だからこそお互いに手を取り合い、スクラムを組んで厳しい風に向かっていくことが重要です。
城南支部では困難なこの時代に立ち向かうために、そのチームワークを活かし一人では成し得ないことを成す事ができるように皆様のお役に立っていきたいと考えております。